腿を伝った液はあたしの?アナタの?

  −amour−

 まだ陽も高い休日。
 あたしは葉と居間で寝ていた。
 イヤ、正確には抱かれていた。
 汗ばむ肌に纏わりつくシーツが気持ち悪い。
 二人して果てた後でも葉はあたしの胎(なか)から
 ソレを抜かずに、あたしを上にして抱き締めたままでいる。
 未だに胎で脈打つソレは熱い。

 「このまま混ざっちまえばイイのに・・・・」

 理解不能の色を眼に浮かべて葉を見る。
 すると笑ってあたしを見つめて

 「ぐちゃぐちゃに、
 オイラかアンナか解んなくくらいに混ざっちまえば
 ずっと一緒に居られるのにな?」

 「あたしはイヤよ」

 「なんでだ?」

 「だってそんなになってしまったら
 あんたの姿見れないじゃない。
 あんたの悲しむ顔も喜ぶ顔も見れないなんて、あたしイヤよ」

 「・・・・・・・・・それもそうだな」

 「そうよ」

 抱き締める腕に力を込めて、
 葉はあたしの耳元に口を寄せる。

 「オイラやっぱこのままがイイ」

 「ゲンキン」

 ぞくっとした感覚と共にソレを抜かれた。
 腿を伝った液はあたしの?アナタの?

 

 END

 ずっと前から書きたいと思ってたネタ。
 表ではないなっと思ったけど裏でもないと思って
 載せる場所考えた。
 でも結局裏逝き。

 (仏)amour・・・・・愛