−avarice−
師走も終わりに近づき寒さも一層厳しくなる。
今日はちょうどそんな日。
オイラは風呂から上がったが寒くて部屋に戻る気にもなれず、
そのまま居間の炬燵へと向かった。
そこには先に風呂から上がったアンナも居て、
肩の辺りまで炬燵に潜って寝転びながら雑誌を見ていた。
オイラはアンナも向かいに座り、炬燵でぬくぬくと温まる。
温かくて寝ちまいそうになる。
オイラが微睡(まどろみ)の中を漂っている時
アンナの声が聞こえた。
「葉、炬燵の温度上げて頂戴。寒いわ。」
炬燵の中を見てみると、
そこにあった温度調節は既に高温を指していた。
「もう上がらんぞ。そんなに寒いんか?」
「えぇ。・・・・くしゅっ。寒いしもう寝ようかしら。」
「あ、待てよアンナ。オイラ温まるいい方法知ってるぞv」
アンナを呼び止めてオイラは炬燵の潜る。
そして寝転がっているアンナの上から顔を出した。
「やっ、ちょっと何やってんのよ!重いでしょ、どきなさい!」
「寒いんだろ?だったらこうやってくっついてればいいんよ。」
オイラの胸を押しオイラを自分の上から退かそうとするアンナ。
その手をオイラは片手で掴みアンナの頭上まで持っていった。
そして冷たいが赤みの差しているアンナの頬に触れ、口付けた。
「ふぅ・・・ん・・・・」
暫くするとアンナは無意識なのかオイラの首に腕を回し、
自分から深く深く口付けてくる。
それに便乗したオイラは、
アンナの薄く開いた唇から舌を滑り込ませ、
歯列をなぞり、唾液ごと舌を吸い取る。
唇の端から漏れるアンナの声がオイラの芯を熱くさせる。
オイラは離した唇と湿った舌をアンナの肢体に這わせ、
至る所に朱い(あかい)痣を残していく。
アンナの白い雪のような肌に
オイラの残した朱い痣がよく映える。
指を、唇を、舌を這わせることで行き着いた、
ささやかな脹らみを弄ぶ。
指で揉み解し、舌で舐めてやると、
それに敏感に反応し喘ぐアンナ。
その喘ぎに比例するかのように、
オイラの興奮も高まり乳首を甘噛みする歯に
力が入ってしまった。
「いっ・・・・葉・・痛い・・・・」
痛いと訴えるアンナの声にオイラは
我に帰るが謝る余裕などなかった。
それほどアンナに欲情していた。
胸への愛撫を一通り終えると、
オイラはアンナの脚の間へと手を伸ばした。
下着越しに触れたそこは既に湿っていた。
下着をずらし指を挿れると、
オイラの指はアンナの中でクチュクチュと厭らしい音を立てて
暴れる。
時々軽く爪を立て、アンナの弱い箇所を確実に突く。
そのたびにアンナは小刻みに震わせていた躰を大きく震わせ、
秘部から溢れ出る蜜の量が増える。
オイラは指を引き抜きアンナに見せ付けるようにして、
指にたっぷりとついた蜜を厭らしく舐め取った。
それを嫌がるようにして見るアンナの顔が
またオイラの欲情を逆なでする。
完全に舐め切れていない指をアンナの口に押し込む。
「んんっ・・・ふっぅ・・・・・」
「舐めて・・・。」
自分の味に困惑していたアンナだが、
オイラの言葉を聞くと両手でオイラの手を持ち
目を伏せ目がちにし、
ピチャピチャと音を立てながら舐め始めた。
蜜を舐め終わってもなお紅く小さな舌で
オイラの指を舐め続ける。
オイラの指に絡んでいたアンナの舌が離れると、
名残惜しそうに透明な一本の糸が引いた。
今のアンナの顔に欲情したオイラは、
自分の性器を取り出しアンナの口元へと持っていった。
「アンナ・・・してくれんか?」
「っ・・・・」
アンナはを少しだけ顔歪め首を横に振った。
「アンナがしてくんねぇとオイラもイかせてやらんぞ。」
脅しにも似たオイラの言葉にアンナは赤い顔を更に赤くし、
戸惑いながらもオイラの性器をその小さな口に含んだ。
「んっ・・・くふぅ・・・・・」
オイラのモノを加えるアンナの髪をさらりとかき上げ、
顔を上げさせる。
顔を高潮させ、眉根を顰め・・・・・とても綺麗で・・・。
「やっぱ、この顔が一番いいな。」
オイラは薄く笑い、
顔を見せまいと必死にオイラから逃れようとする
アンナを眺める。
「っ・・・くっ・・アンナッ・・・」
「んぐっ・・・・・・ごほっ・・ごほっ・・」
「すまんかった、アンナ。大丈夫か?」
「けほっ・・大丈・・夫と・・・・」
オイラの精液が口内に撒かれ咳き込むアンナの背中を
オイラは摩り続ける。
アンナが落ち着いたことを確認すると、
オイラはアンナの腰に手を回し抱き寄せた。
「挿れるぞ・・・」
「ひぁっ!ん・・・・ぁ・・・ひっ・・・・ぁう・・」
蜜の零れだすアンナの中にオイラの性器を挿れると、
それに応えるかのようにアンナの性器が
オイラの性器に纏わりつく。
「くっ・・・熱いな、アンナの中。」
「ばかぁ・・・」
アンナの息遣いがオイラの耳元で聞こえて、
吐息がオイラの耳を擽る(くすぐる)。
なんかゾクゾクする・・・
オイラは自ら腰を振るアンナの耳を甘噛みし、
首筋や胸元に舌を這わせて噛み付くように吸い付く。
「よぉ・・・そ・・なされたら・・・・あ・・・たし・・っ」
アンナは声にならぬ声を上げ、オイラをきつく締め上げる。
オイラはアンナの中に夥しい(おびただしい)
量の精液を吐き出した。
「なぁ、アンナ。」
オイラは肩で息をするアンナを抱きその首筋に顔を埋めた。
そして顔を上げ、ニヤッ笑う。
「温まったか?」
意地悪く笑うオイラからアンナは顔を逸らし、
オイラに身を委ねる。
「おばか、熱いくらいだわ。」
END