冷えたカラダがやけに熱い。

 −Cry foR the mooN−

 

 夢を見た。
 初めてなのにどこか懐かしい温もりが腕の中にあって、
 彼女の甲高い声が耳を突いたあの時を。

 「・・・・・アンナ・・・・・・」

 ふと目を向けた窓の外には恐ろしくキレイな月。
 風に当たろうと外へ出て月を見上げる。
 容赦なく降り注ぐ光にオイラは目を細めた。
 冷たくて温かくて優しい光。
 それがまるで彼女みたいで、
 恋しくて恋しくて・・・・・・・

 『逢いたい』と言った言ノ葉は闇に溶け込んでいった。

 『日常に戻ることなど、もう二度とない』

 そういわれた時はショックで、
 彼女と顔を合わせることすら出来なかった。
 だけどもあの時の彼女の細い肩。
 沢山のものを背負った小さな背中。
 もうそれだけで・・・・・・
 ただそれだけで・・・・・・

 オイラは眼を閉じた。

 END

 

 夫婦別離もとい空白の3ヶ月間のときです。
 あの空白の3ヶ月以前に
 何があったんでしょう・・・・(ニヤリ)
 関係ないっすね。
 とりあえずお題が『月への叫び』なんでシリアスに。
 直訳でスンマセン。
 ちなみに一部RUIの『月のしずく』から
 イメージいただきました。