想い合っていれば同じ空が見える?
 冗談でしょ?
 空なんて何も見えない

 

 grieg 2

 

 あれから一つの春と一つに夏、
 一つの秋を越えて一つの冬が訪れようとしていた。
 あたしたちは既にふんばりヶ丘の『炎』に帰ってきていた。
 敷かれた布団に横たわる葉は、
 以前目を開けぬままでいる。
 それだけがたった一つの変化であって、
 あたしを空虚なものとさせていた。
 あの後あたしは声が枯れ果てるまで叫び続け、
 後にも先にも無い程の多量の涙を流した。
 それでも葉の肉体は今もあの時と変わらず冷たいまま。
 魂は肉体と繋がってはいるものの、
 何処にあるかわからない。
 少しの赤みすら差さない頬を一撫でした。

 「葉・・・・・あんたはまた、あたしから離れていくの・・・・?」

 “あたしが今、
 ここから消えてしまえば葉が戻ってきてくれる”
 そんな気がした。

 

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 書きたいこと全部詰め込みました。
 なのに短い・・・・・(涙)
 次からが山場(嘘)