もっと奥まで・・・・・

 −本能−

 それは理解するには酷く簡単で、
 受け入れるには酷く困難なことだった。
 何度も寝返りを繰り返したカラダはすっかり火照り、
 起き上がったあたしに春とはいえ
 未だ冷たい空気が調度良く肌を撫でた。

 「はぁ・・・・・」

 「おねっが・・ぃ・・・・・早っくぅ・・・」

 「わかっとるよ」

 一呼吸置くと下腹部に鈍痛と強い圧迫感が迫ってきた。

 「んあっ・・・」

 漏れた強制に続く声は乱れた呼吸諸共、
 キツク吸い上げられる。
 絡んだ舌の卑猥な音にさえ反応を示すあたしは
 壊れているのかもしれない。
 そんなことを考えていたら、眼前も脳内も、
 何もかもが真っ白になるような錯覚に襲われ、
 あたしは背を反らして絶頂を迎えた。
 肩で息をし焦点を合わそうと必死なあたしと葉の間には
 隙間など一切無い。
 掛かる重さが心地良く体に響く。
 回されていた腕が無情にも離れていくと、
 それは頭上に向かい帯を解く音を微かに立てた。
 のろのろと葉の体に腕を回すと、
 あたしは薄く開いていた目を閉じ、
 彼からの軽い口付けを貰った。

 

 END

 

 本日のメニュー『夜這い』に御座います(何??)
 旦那からの夜這いは在り来たりだし書いたことあるから、
 今回は嫁攻めでvvv
 アン葉を書きたかったけど、最終的には葉アンに・・・・。
 アン葉はもぅ諦めます、えぇもう潔く。