深く激しく口付けた彼女の唇を味わいながら薄く目を開けると、
目の前には震える彼女の睫毛と、
その奥にそよぐカーテンが見えた。
細い腰を引きよせて、
初夏を匂わすように薄くなった彼女の白いブラウスに手を入れたら
ゆるりと甲を抓られてムードもなく
オイラは『いてぇ』と声をあげた。
「ダメよ」
「なんでだよ。別に構わんだろう」
「ダメ。それにもっと」
『やさしくして』と囁かれると、
首筋に衣擦れの感触を覚えた。
カタンと音を立てて、
いつもアンナの座っている窓際のその席に腰をかけ、
「わかった…?」
唾液に濡れた唇が煽情的に歪むのに目を奪われる。
「いんや、まだよくわかんねぇ」
延ばした手には赤い頬が触れ、
絡めた視線の奥には消えかけたトワイライトが見えた。
**kisS KiSs kIss
やさしく、からめて
in教室という感じで。
(説明しなければわからないという切なさ)