絡めた脚を伝って
断続的な感覚を切り離して
−P.L−
「はっぁ・・はぁ・・・・ぅあっ」
足の間に顔を埋めて、
秀でた豆を下で包むと熱い熱い吐息の中に高く声が響いた。
汗の匂いの漂うこの部屋は他のどこよりも暑く、
しっとりとした空気が襖から溢れているようだ。
首を絞められているように喘ぐ脚を抑えて指で撫でればそれも綺麗に震える。
シーツに爪を立てる音が聞こえて目線を上げれば、
凹んだ腹と仄かな膨らみを主張する乳房の奥で、
アンナは蕩けた目で遠くを見ていた。
上半身を持ち上げてその視線を遮ると、
舐めていた粘着液とオイラの唾液が汗の吹き出る白い肌にポタリと落ちる。
それを目で追って指で感じれば、
そこからオイラには酷く不似合いなモノが吸収されていくような気がした。
そうやってそのまま唇を舐めてアンナの頭を両手で押さえて、
そのまま深く深く口付けた。
異常なまでの分泌を見せる唾液を噎せ返るほどに流し込んでやると、
国利と喉を鳴らして口の端からは飲みきれなかったそれが溢れた。
下を吸い上げ下唇を甘噛みすると、
僅かな隙間からやっとのことでアンナは息をした。
今のオイラの狂った頭ではヒューヒューと鳴る咽喉の音まで官能的に聞こえる。
薄っすらと目を開いたアンナの頬に軽く口付けて、
印を付けながら胸元を弄った。
恥ずかしげも無く上がる声に、
やっとのことで掴みかけた理性の欠片が
どこまでもボロボロに壊れていくのを肌に感じた。
そんなモノ今のオイラたちには必要ないが。
「なぁ・・・」
「何ィ・・っ?」
「気持ちイイか?」
目の前で喘いで本能を剥き出しにしたような女の姿を見れば、
聞かずとも自ずと答えは出てくるのだけれども。
オイラは浅ましい自己満に溺れてみたくて言葉に吐いた。
「おい・・・」
追い詰められた瞳を曇らせて、やけに妖美に腕を伸ばすと、
アンナはそのまま噛み付くようにしてキスをしてきた。
オイラが目を細めたのは確信。
『当たり前でしょ』の言葉に更に目を細めて笑った。
「そうか・・そりゃあよかった・・・」
耳元で囁いた言葉にオイラの首には腕が回る。
「でも・・・」
一息おいてオイラの脚に細く熱いものが絡まった。
「もっと頂戴・・・」
「仰せのままに・・」
腹部に恥骨の当たる感触を楽しんで、
青い熱ほど盲目的なものはないとオイラは口の端を持ち上げた。
END
以上に極端な狂気的旦那が書きたかった。
あと我を忘れたような嫁。
タイトル「幻覚剤愛好者」の略。