冷たくて冷たくて、でも熱くて
眼の前にはただ蒼が広がるばかり

−海の終わり−

白い砂浜青い海。
夏休みも中盤に入った頃オイラたちは海に来ていた。
まん太個人の所有物らしくオイラたち以外は誰もいない。
海に着てまで喧嘩するホロホロと蓮に、
ナンパが出来ないと嘆く竜。
たまおやピリカ、潤のはしゃぐ姿は微笑ましい。
浅瀬で溺れているまん太のことは伏せておこう。
アンナはというと水着の上にパーカーを着て
パラソルの下で休んでいる。

「ア〜〜ンナvv」

気だるそうに顔を上げこちらを見る。

「何よ」

「泳がんのか?」

「えぇ、疲れるしイイわ。あんたこそ泳いできたら?」

「アンナが泳がんのならオイラも泳がん」

『ガキ』と笑うアンナの横に座る。
視線を海に向けると先程と変わらぬ光景があった。

「散歩にでも行きましょうか?」

珍しいアンナからの誘いにオイラはめい一杯頬を緩ませる。

「おぉっ」

アンナの手を取り立ち上がると、
オイラたち
はにぎやかな海から離れていった。

    *   *   *   *

先程とは打って変って穏やかな海が広がる。
生暖かいような冷たいような水に足を踏み入れると、
砂が足に纏わりつく。
アンナはパーカーを脱ぐと近くにあった岩の上に置き、
海の深くへと進んでいった。
白い肌に赤のビキニを身に着けたカラダは
やけに艶かしい(なまめかしい)。
オイラが焦るようにしてアンナを捕まえると彼女は口元を歪めた。
オイラはすぐ側の岩場へ行き
その影にアンナのカラダを押し付ける。
そうやってピッタリと素肌を触れ合わせると、
アンナは妖美な笑みでオイラを誘う。
するりとオイラの首に細い腕が絡まれば
クチビルは吸い込まれるようにして重なる。
啄ばむようなキスを繰り返す。
オイラの口内に入り込んできた小さな舌に
驚きはするがそれはほんの一瞬。
オイラのそれを求めてもどかしく蠢くのが可愛い。

「はぁ・・・・」

熱い息を吐きながら離れる。
オイラの胸に柔らかな感触と共にチリッとした痛みが走る。
見るとそこには赤い痕がある。
正面に視線を戻すとアンナの熱っぽい視線とぶつかった。
なけなしの理性が完全に崩壊した。
小ぶりの胸を覆う赤い布を上にずり上げ、
そこに付いているピンク色の突起を口に含む。
それを舐めたり吸ったり転がしたりする度にアンナの声が海に響く。
片方の手をアンナの腿に這わせる。
そうやって焦らすようにして辿り着いた秘所を水着越しに弾くと、
オイラの頭を抱くアンナの腕に力が入った。

「あっ」

水着の横から指を一本侵入させると、そこは既に濡れていた。
指の本数を増やしながら軽い挿入を繰り返し、
たまに内壁を引っかく。

「んあっ・・・・はっんぅ・・」

「アンナ、気持ちイイんか?」

「バかぁ・・・聞かないでぇ・・・」

下から見上げるとアンナは泣きそうな、
悔しそうな瞳でオイラを睨む。
潤んだ目は恐れるどころか寧ろそそる。

「ねッ・・ぇもう、無理・・・ぃ」

「もうダメなんか?」

「ん・・・お願ぃ・・葉早くぅ・・・」

可愛くオイラを求めてくるアンナを拒否することなど
限りなく不可能に近い。
『入れるぞ』と小さく言い、
アンナの秘所に押し入るとアンナはいっそう高く喘いだ。
水圧がかかりいつもと違った感覚がオイラたちを翻弄する。
纏わりつく水が冷たくて、照りつける日差しは暑くて。

「んぅ・・・はっん」

「アンナ・・名前、呼んで?」

薄く開いた瞳がオイラを映す。

「ぅ・・・よぉ・・葉」

呼ばれた名前をカラダに染み込ませて返した名前を囁いて、
オイラタチはとろとろになるまで溶け合った。

    *   *   *   *

「なぁアンナ」

「何?」

手を繋ぎ砂浜を歩く。
足にくっつく砂がくすぐったい。

「―――――何でもない」

「そ」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「なぁアンナ」

「何?」

「また来ような?」

「気が向いたらね」

生暖かい風が吹いた。
色を濃くしたアンナの髪が少しだけ揺れた。

 

END

 

暑中見舞い裏小説でございますv
こんな企画に申し込んでくださった皆様ありがとうございます><
大好きです。
愛してます。
こんなものでも楽しんでいただけ
たら幸いですvv