あなたに抱かれた腕の温もり
あなたがくれた言葉のイミ
幾度となく呼び合った名前と
幾度となく重ねた柔らかな夜
忘れられないよ
忘れたいよ
忘れたくないよ・・・・・
* * * *
月が照らした。
「んんっ・・・はぁっ・・・・・っ」
「アンナ・・・・・」
葉はあたしを掻き乱しながら何度も壊した。
「よぉ・・・・葉ぉ・・・・・・・・愛・・・して・・る・・・・」
「おぉ・・・・オイラも・・・・・・愛してる・・・・・ッ」
* * * *
整えた呼吸であたしは聞いた。
「ねぇ、本当にあたしをお嫁さんにしてくれる?」
葉はキョトンとして笑う。
「当たり前だろ?」
「何があっても?」
「おぅ、何があっても絶対にオイラの嫁さんにしてやる」
「ありがとう」
あたしは微笑み、葉の腕の中で葉の体温を貪った。
決して忘れることのないように。
まだ月が霄の高みにあるとき、
あたしはそっと葉の唇に触れた。
「ありがとう・・・・・・・葉・・・・・・・」
月明かりに光るのは、
葉の右手に着けられた深く青い数珠だった。
コンセプトとしては
『可愛い嫁+シリアス+ちょい裏』
はっきり言ってしまえばコレが書きたいがために
この長編書いたようなものです(死)