嘘は罪なのでしょうか?
 例えそれが寂しい人のためだとしても

 

    *   *   *   *

 

 ハオはどこか憂鬱そうに言った。

 「ねぇ、君は僕を愛してくれている?」

 「何をいきなり・・・・」

 「答えて」

 「・・・・・・・えぇ」

 「じゃあ、葉のことは?」

 あたしは一瞬言葉に詰まったが笑って答えた。

 「いい思い出よ」

 胸の奥が酷く痛くて泣きたかった。
 
咽喉が詰まる。
 
言葉が上手く紡げない。
 
苦しい。

 「本当に・・・?」

 「えぇ、なんでそんなこと聞くの?」

 ハオはふと目線を畳に落としてからあたしを見据えた。 

 「アンナ・・・・・葉の元に戻っていいといったらどうする?」

 「え・・・?」

 「葉の元へ戻ってもいいといったら、君はどうする?」

 あたしは目を見開きハオに問う。

 「何を、言ってるの・・・・・?」

 声が震える。

 「聞こえなかったかい?葉の元へ戻ってもいいといったんだ」

 「嘘でしょ・・・・?」

 「本当だよ」

 弱々しく、だけれどもはっきりとした口調で言う。

 「明日、葉のところに行こう・・・・」

 ハオのその言葉はやけに残酷にあたしの中に響いた。

 

 To Be Contiuned......

 another end.....

 

 もう一つのほうと微妙に違います。
 こっちのほうはもうあと一話で終結。